日本で、砂糖の製造を一番最初に開始したのは、1610年に奄美大島において、続いて1623年に琉球（沖縄県）においてであるとされているんだ。
具体的には、1623年に琉球の儀間真常が中国に使いを送り、砂糖の製造方法を学ばせ、黒糖の製造を開始したと伝えられているよ。 黒糖の製造方法を学び琉球に戻ってきた後は、琉球（沖縄県内）だけでなく、奄美大島や、喜界島、徳之島などでもさとうきびが生産され、製糖されるようになったよ。（出所：農畜産業振興機構ウェブサイト）

来年（2023年）は沖縄で黒糖が製造され始めて、400周年の節目の年だし、今年は沖縄復帰50周年ということもあり、NHK朝ドラの「ちむどんどん」が放送されるから、黒糖だけでなく、その歴史にも注目してもらいたいな。